乳がん検診
当院では視触診、マンモグラフィ、乳房超音波検査を組み合わせた検診を実施しています。検査の方法は患者さま一人ひとりのご相談、お悩みごとにあわせて対応が可能です。
検査方法に関する不明点や心配事などございましたら、お気軽にご相談ください。
また、当院では、乳がんの早期発見を目指して東北では初の“マンモグラフィ診断支援装置”を導入しました。この装置は最新鋭の技術により、マンモグラフィ検査の画像の中から、乳がんの疑われるエリアを自働で検出します。しこりを形成する前の初期の病変も見つけることができるため、乳がんの早期発見に大いに貢献します。
日本人女性に急増している乳がんですが、早期に見つけて適切に治療すれば高い確率で治癒が期待できますので、定期的に検診を受けるようにしましょう。
当院の乳がん検診について
視触診、マンモグラフィ、乳房超音波検査それぞれの検査について説明します。
視触診の特徴
当院の検査は、すべて女性が対応します。視触診も、女性医師が対応しますので安心して受診できます。
視触診は、視て、触って医師の観察によって検診を行います。
乳房の痛み、しこり、ひきつれ、乳頭分泌物、皮膚の赤み、乳頭の異常などの症状がないか等チェックしていきます。
痛みはないので身体への負担はありません。
しこりの発見で「乳がん」を見つけられますが、しこりとして触れることのできないような小さながんの発見には適していませんので、他の検査と併用することが基本です。
乳がん検診の流れ
乳がん検診の流れは下記のとおりです。
当院では仙台市の乳がん検診（1次）には
対応しておりません。
1次検診をご希望の方は、
仙台市の登録医療機関をご利用ください。
◎ 初診/検査 ◎
問診
検診などの検査結果や現在の状況についてお伺いいたします。
乳房のしこりや痛みの有無、乳頭からの出血や分泌液がみられるなど、現在の症状についても確認いたします。
不安なことやご不明な点などご遠慮なくお伝えください。
視触診
問診票の内容をもとに、視診で乳房の形に変形がないか、ひきつれ、発赤の有無などを確認します。触診では、しこりが触れないか、乳頭からの出血、分泌液に血液が混じっていないかなどを診察します。
また、わきの下のリンパ腺や頸部、鎖骨のリンパ腺の様子も併せて触診します。
※場合によって検査の手順を変更させていただくことがあります。
マンモグラフィ
マンモグラフィとは、乳房専用のレントゲン撮影のことです。乳房を板で挟んでエックス線写真を撮影します。
検査はすべて熟練した女性スタッフが担当しますので、安心して検査を受けていただけます。
超音波検査
仰向けに寝ていただき、乳房に小さな機械を当てて病変を探す検査です。
検査の精度をあげるため接地面にゼリーを使用するため少し不快に思われる方もいるかもしれませんが、基本的に痛みはなく、横になっているだけで検査できます。
診察および検査結果
①〜④の検査結果については、当日中に口頭でご説明いたします。
検査結果と併せて、今後の治療方針も説明します。
検査で異常が見つかった場合には、その日中に追加で精密検査を受けていただく場合があります。
◎ 精密検査 ◎
病理診断 ｜※後日
採取した細胞や組織が悪性かどうかを判断します。
診断結果のご案内 ｜※精密検査後2週間後 程度
精密検査の診断結果を医師より丁寧にご説明させていただきます。
精密検査の結果で治療が必要と判断された場合は、適切な医療機関を紹介いたします。
予約制
お電話でのお問い合わせ
022-398-8451
受付時間：9:00-12:00 / 14:00-17:00